顔なじみの猫さんは子連れ [庭の訪問者]
顔なじみの猫さんは子連れ。
昨年11月から、隣の空き地に仔猫を一匹連れて現れるようになっていました。
これまでも寒くなってくると空き地に日向ぼっこに来る猫はいましたが
毎日来るわけではないので、気にしないようにしていました。
でも毎日、子連れで来られるとなかなかそれが難しいもので。
ご飯は十分もらっているようだし、子供はお母さんがしっかり守っているし
あの子達にはあの子達の生活があるんだと思うようにして
なるべく見ないようにしていましたが、寒くなるにつれ気になって気になって
「明日は寒波が・・」なんてテレビの天気予報を聞いては無駄に心配したりしていました。
「俺は別に気にならないよ」と言っていたさーさんも
母猫が食事に出かけて仔猫が一匹で草むらで寝ているところへ
普段見かけない雄猫が近づいて来た事があったそうで
自分の存在をアピールして追っ払ったんだとか言っていたので、徐々に情が沸いていたようです。
そうこうしている内に年も明け、仔猫は軽々塀を乗り越えるまで成長しました。
こちらの心配をよそに自由な感じに・・・(^^;)
捕まえようと思えば捕まえられそうでしたが、お母さんを飼いならすのは難しそうだし
子供だけでも保護したいけどお母さんが怒るだろうし、
ウチの猫たちの負担も考えるとやっぱり何も出来ないかな・・
頑張って生きていってくれるのを願うだけだね・・と二人で話していました。
それが先週の23日から仔猫の姿が見えなくなりました。お母さんだけで空き地で寝ています。
時折、探すように鳴いていますが比較的落ち着いているので
私は仔猫はご飯を貰っている家で保護されたのかなと良いように考えていました。
さーさんは事故にあったんじゃないかと心配していましたが。
もう会えないのかな・・と思っていた土曜日、今度は仔猫だけがニャーニャー鳴きながら現れました。
「仔猫が来た!」とさーさん。
オモチャで家の中に誘い込み、「もうウチで飼うしかないよね」とさーさん。
今、ここです。